商品紹介

 

紀州名産 焼抜蒲鉾「なんば焼」

江戸時代の頃より、紀州で製造される焼蒲鉾を南蛮焼(なんばやき)とよび、その名前の由来は、真ん中に日の丸のような焼き目が入り、なんばきび色をしていることから、あるいは、製造が南蛮渡来であることからと云われ、当地方では高級かまぼこの代名詞となっています。なんば焼製造工程当店の「なんば焼」は、地元和歌山の漁師さんたちが釣った新鮮な魚を使用します。これを職人たちが一匹一匹手作業で捌き、専用の機械で水洗いをして「魚の身」と「魚の皮」に分けたものが、かまぼこの原料となります。

なんば焼 製造工程
当店の「なんば焼」は、地元和歌山の漁師さんたちが釣った新鮮な魚を使用します。

これを職人たちが一匹一匹手作業で捌き、専用の機械で水洗いをして「魚の身」と「魚の皮」に分けたものが、かまぼこの原料となります。
加工した「魚の身」を、石の臼(うす)と専用の杵(きね)を使って煉り上げていきます。

「魚の身」の状態、天候・気温・湿度など季節によってかまぼこの仕上がりが変わってくるので、職人の経験・腕がものを云う作業です
こうして煉り上がった「すり身」に調味料を加えてかまぼこの生地が仕上がります。

出来上がった生地を、専用のヘラで一枚一枚ていねいに成型していきます。
成型したかまぼこの生地を、鉄板の付いた専用の「オーブン」でじっくりと炙り(あぶり)、一枚一枚きれいに焼き上げていきます。

かまぼこをおいしく焼き上げるのは、たいへん手間ひまのかかる職人の技です。

 

このようにして、お客さまの「こころ」に届くよう心掛けてつくったかまぼこは、切り口に光沢があり、身は白く弾力があり、加えてまろやかな味が格別です。好みの大きさに切り、(わさび醤油等で)そのままお召し上がり下さい。